
国指定重要無形民俗文化財「綾子舞」一般公開
柏崎の誇る伝統芸能・綾子舞500年の歴史を今に伝えます。
綾子舞は、永正年間(今から約500年前)に戦いに敗れた上杉房能の奥方、綾子の方が柏崎に落ちのび形見の舞として今に伝えられるもの。
柏崎市女谷(旧黒姫村)の下野と高原田に代々伝承され、赤いユライと呼ばれる被り物を被り、扇の手振りと足をあやにして踊る綾子舞は、初期歌舞伎踊りを彷彿させる優美さがあり、女性の小歌踊と男性の囃子舞・狂言を総称した民俗芸能です。昭和初期頃まで綾子舞に参加する家は代々決まっており長男だけに教えられてきたのですが、地域の過疎化に伴い昭和33年に黒姫村綾子舞保存振興会を発足させ、地域をあげて保存伝承に努めてきました。
現在は柏崎市綾子舞保存振興会と改称し、後援会とともに活発に活動をしています。昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、綾子舞の保存と伝承者の養成活動及び普及啓蒙活動に尽力してきました。
毎年9月の第二日曜日に現地公開を行っています。

綾子舞 2008年 詳細情報
綾子舞の構成
綾子舞は、踊り・狂言・囃子舞の三つから成り立っています。踊りは、下野では三人踊り、振袖、だらり帯の衣裳、高原田は二人踊り、振袖、緋袴の衣裳の違いはありますが、ともに頭に中世のかぶりもの赤いユライをつけ、美しい扇の手振りと足をあやにして優雅に踊ります。室町時代の華やかさを表現する歌詞は、小歌の組歌形式になっており、踊りもそれに合わせて出羽(では)・本歌(ほんうた)・入羽(いりは)の三段階になっているのが特徴。 これは、沖縄の宮廷舞踊にもある形式で、踊りの成立の古さをうかがわせます。小切子踊・小原木踊・堺踊等、11番の曲目が伝えられています。
現在の活動
- 年間10回程度、依頼による公演を市内・県外・県外で実施しています。
- 毎年9月第二日曜に伝承地での一般公開「綾子舞現地公開」を実施。
- 伝承者・後継者の育成のため綾子舞伝承者養成講座を実施。
- 綾子舞伝承学習 伝承地に近い南中学校地区の希望児童を対象に課外クラブ活動として年10回綾子舞の練習を実施。練習の最後には発表会を行います。
| 平成20年度 綾子舞現地公開 |
| 日時 |
平成20年9月14日(日) 午後1時〜午後3時30分 |
| 場所 |
綾子舞会館前広場 |
| 会場までの交通手段 |
定期バスのほかに臨時バスを次のとおり運行します。(ともに有料・片道510円)
○行き 柏崎駅前11:40発⇒綾子舞会館前12:20着
○帰り 綾子舞会館前16:00発⇒柏崎駅前16:40着 |
| お問合せ先 |
綾子舞会館 0257-29-3811 |

写真で綴る綾子舞の模様