柏崎宿泊情報【01.浪花屋 夕凪亭】



日本海を望む42kmの長い海岸線が続く柏崎市。日本の渚百選の一つとして知られる鯨波海岸にある「浪花屋」は、日本で「海水浴」が始まった頃(この当時は“塩湯治”と呼ばれていたそうです)の明治時代に、料理旅館として創業しました。
創業から130余年。風光明媚な「米山福浦八景」の景色と、夏は海水浴で人気の鯨波海岸で、浪花屋専用の橋を渡ると目の前は海というシチュエーション。




かつては、私設の水中水族館があったという名残りが今も残っています。
そんな宝ものを探しながら、海岸を散歩するひと時も、人生の大切な時間です。




浪花屋さんのエントランスを一歩入ると、ロビーから見えるのは一面に広がる日本海の眺望。まずは、ソファーに腰を下ろして、豊かな自然に囲まれた鯨波の美しい海岸線と敷地のすぐ下を走っていく電車の姿、移ろいゆく時の流れに身を任せながら、ゆっくりと眼の前に広がる景色を楽しんでいただきたいです。





お部屋は、バルコニー付き、展望風呂付きなど、全12室。窓からは鯨波の海岸を一望できる絶景に加え、北に佐渡島、南には霊峰米山が美しい姿を見せてくれます。
窓から見える「米山福浦八景」に沈む夕陽は本当に美しくて、刻々と変化していく夕景を存分に堪能することができます。




大浴場は広々とした開放感あふれるつくりになっていて、広い窓からは海の景色が見渡せます。湯ぶねに浸かったまま、水平線に沈む夕陽を眺めることもできるんですよ。
麦飯石で濾過された弱アルカリミネラル泉のお湯はポカポカして湯冷めしにくく、心も身体もゆっくりとほぐしてくれます。






夕食のお楽しみといえば、浪花屋自慢の海の幸料理の数々。春の「いさざ料理」に始まり、「鯛のしゃぶしゃぶ」、「ノドグロ焼き」に「カニ料理」。お刺し身がたっぷりの豪華な舟盛りプランや、浪花屋名物の鯛料理は、鯛のしゃぶしゃぶ、鯛めしなど、鯛づくしが人気です。






シャキシャキの食感が美味な笠島産のもずく、脱皮したばかりの柔らかな甲羅ごといただけるワタリガニの中華風あんかけも、おすすめのぜひ食べていただきたい名物料理。




締めには「全国ご当地どんぶり選手権」でグランプリに輝いた「鯛茶漬け」がいただけるというのもうれしいですよね。夕食は個室対応なので、ゆったりと気兼ねなく海の幸が堪能できます。

ちなみに、浪花屋の鯛茶漬けはランチでも食べることができます。メニューは「鯛めしの鯛茶漬けランチセット」と浪花屋オリジナルの「鯛茶漬けランチセット」の2種類。2名様より要予約で対応可能です。





そして、旅のお土産には、明治32年から浪花屋でつくられている「元祖鱈の親子漬」がおすすめ。鱈の身と卵に生姜やキクラゲを合わせて甘酢で和えた一品は、柏崎で長く愛されている豊かな味わいのまさに逸品。ぜひお試しくださいね。




 



店舗情報
              
店名

浪花屋 夕凪亭

住所 柏崎市鯨波3-11-6
TEL 0257-23-3030 (受付時間 8時〜22時)
FAX 0257-23-3761
HP http://www.naniwaya.co.jp/