【柏崎のお店紹介 vol.10】丸小鮮魚店

　柏崎市西本町にある「丸小鮮魚店」。毎朝、市場で仕入れた新鮮な魚介や旬の野菜をたっぷり使った総菜、お弁当が人気のお店です。








店内を眺めると、一人分にもお薦めな刺し身の数々。魚介の天ぷらや自家製のえご。
焼魚や煮しめなど、毎日、日替わりの総菜がたくさん並んでいるところが魅力です。








なかでも、ほっこり柔らかな男爵芋とカニの剥き身がたっぷり入ったカニコロッケは筆者のイチオシ！そして定番は、大きくて食べ応え抜群の昆布巻き。手づくりのなめらかなごま豆腐にはちょっぴりわさびを添えると、お酒のアテにもぴったりでおすすめです。
　春には旬の山菜や竹の子などをたっぷり使った総菜、地元ならではの煮物や懐かしい味の総菜。魚の煮付けや柏崎名物の鯛めしなどもあって、安くて新鮮。おいしくてほっとする味わいが並んでいます。








　丸小鮮魚店は、実は江戸時代から続く老舗。旧北国街道沿いの広小路と呼ばれた場所に店を構え、かつては船も持ち、漁師、魚の卸商、鮮魚店として長く商売を続けてきたお店。現在は10代目のご主人を中心に家族で店を切り盛りしています。





３年ほど前から家業に加わったのは息子さんご夫婦。長男の雄太郎さんはなんと自動車整備の仕事からの転身。家業を手伝いながら調理師免許を取得したそうです。妻の瑛絵さんは調理師としてイタリアンレストランや菓子店に務めていた経験もあり、二人が加わったことでメニューもさらにパワーアップしています。





　お客様からの要望もあり2年前から「日替わり弁当」の販売を始め、雄太郎さんと瑛絵さんがSNS等を担当。インスタグラムにアップしたところ、これが大評判になっています。
地元産の魚や野菜を使った、丸小さん手作りの日替わり総菜たっぷりのおかずと、ほかほかのご飯はバランスも良く満足感あり！お楽しみは、瑛絵さんの作る優しい甘みのデザート。このお弁当をいただくと、なんとも幸せな気持ちになれるのです。
　お弁当は売り切れになることも多いので、予約のご連絡をおすすめします。また、お店に足を運ぶと限定のスイーツや魚介たっぷりのピザなどに出合えるチャンスもあり！








さらに、来客用の刺し身や手巻き寿司用の盛り合わせ、オードブルなども予約注文可能です。自家製西京味噌に漬け込んだサーモンやイクラ、数の子など、贈答用の品もいろいろありますので、ぜひお問合せください。