REPORT特集

小川由廣のライオンたち【10.非公開個人所蔵~桜木町】

2025.03.28


「10.非公開個人所蔵〜桜木町」



由廣の生家と同じ町内の個人宅にあるライオン像。市内では、松波諏訪神社のライオン像に次ぐ大きさを誇る。

非公開ではあるが、2007年の中越沖地震の後に家の塀が撤去され、グーグルマップにも映り込む。道を歩いていても自然に目に入ることになり、存在感を示している。
この家に購入されたいきさつは、今では家人も判らないそうだ。造像銘も無い為に制作年月も不明だが、松波諏訪神社の阿形に似ることから昭和10年前後に作られたと推測される。足元には由廣が好んで用いた浅間石がふんだんに使用され、台座は低いが立派なものである。

ここに掲載した写真は2022年8月29日に特別に許可を戴き、敷地内で撮影したもの。現在は空き家となっていて、今後の処遇が気になるところ。しかし、あくまでも個人の敷地内。無断立ち入り・撮影は厳禁である。サイズは(高さ1250㎜×長さ2100㎜)





 

この記事を書いた人

春口敏栄


エッセイスト 春口敏栄はるぐちとしえ

1961年(昭和36)柏崎市生まれ

地元新聞誌上で2017年より「呑んべぃ親父の独り言」シリーズのコラムを連載中。地元FM局では同シリーズの番組を担当。親しみやすい内容は幅広い年齢層の方々に支持されている。

郷土の歴史に愛着を感じ、さまざまな分野の調査、研究を進めており、講演の依頼も多数。彫刻師 小川由廣の研究では第一人者。小川由廣に関する著書を出版。講演会、市民大学講座、個展等も予定されている。

「呑んべぃ親父の独り言」(2022年10月発行)、「続 呑んべぃ親父の独り言」(2024年5月発行)、「彫刻師 小川由廣を探して」(2024年1月発行)、「小川由廣のライオンたち」(2024年11月発行)

*柏崎市内の尚文館書店、文化書院、柏崎市役所売店の他、上越市の春陽館書店(本町4-1-18)でも販売中。