REPORT特集

【柏崎のお店紹介 vol.34】菓子道楽 新野屋 (あらのや)

2025.07.08

 






駅前通りを少し歩くと「くろやうかん」と描かれた美しい文字の石銘板に心惹かれます。こちらは、明治27(1894)年創業の老舗菓子屋「菓子道楽 新野屋」さん。初代が、幼少より夢見た「くろ羊かん」を考案し、創業したというのが始まりです。





一子相伝で伝えられる、くろ羊かんは、沖縄産の黒砂糖と北海道産の小豆餡、糸寒天を丁寧に練り上げ、「ふね」と呼ばれる型に流して、専用の羊かん包丁で一本ずつ切り揃えて包んでいます。そのため、くろ羊かんの角はシャープで美しい直角を保っているのだそうです。







創業当時と同じ製法、包装もすべて手作業で行われている、くろ羊かんは、空気と触れ合うことで熟成し、黒蜜が溢れ出してとろりとまろやかな舌ざわりに変化していくという代物。この、くろ羊かんに出合って、羊かんを好きになったという方も多いんですよ。





くろ羊かんには、定番サイズの他、ハーフサイズ、ミニサイズもあり。さらに、カカオ・ラムレーズン・黒糖グラッセ、などのバリエーションもありますので、ぜひ皆さんに味わっていただきたいです。





そして、夏季限定(6月頃〜8月中旬頃まで)で販売される「水ようかん」も人気。味は、プレーン・大納言・珈琲の他、カカオとラムレーズンもあり。毎年楽しみにしているファンも多いです。
「自家焙煎 フレッシュコーヒーNo.1」さんの濃厚な水出しアイスコーヒーと、コクのあるくろ羊かんのコラボで誕生した「水ようかん(珈琲)」は、「珈琲創房 自由人」さんで、おいしいコーヒーと一緒に味わうことができます。





新野屋のもう一つの名物が、ころんとした小魚のかたちが愛らしい米菓「網代焼(あじろやき)」。日本海に囲まれた米どころ、柏崎の地の利を生かしたお菓子を、との思いから、こちらも初代が考案。明治40(1965)年に国内初の機械作りの米菓として開発し、120年を経た現在も同じ製法で作られています。
網代焼は、風味豊かな米と香ばしい海老粉を用い、パリッとした食感としょう油の風味はつい手が止まらなくなるおいしさです。ビールのお供に「チョイ辛 網代焼」や「大辛 網代焼」もおすすめ!ちなみに、大辛は本店でしか買えないので、本店を訪れた際には、ぜひチェックしてくださいね。









新野屋の米菓は、網代焼の他に14種類あり、中でも最近、かわいいと評判なのが「姫ほのか」。サクッと軽い食感とまん丸のかたちが愛らしくて、ひな祭りの際のひなあられにもぴったり。お友だちへのちょっとしたプレゼントにも喜んでもらえそうです。
まゆ玉状の「幸福あられ」は、筆者が子どもの頃から大好きで、よくいただいていたやさしい味わいのお菓子。皮付きのピーナツにもち米とえび粉の衣を5〜6回重ねた、甘辛味の「鯛納豆」など、おすすめばかり。





少し懐かしい感のある「田舎あられ」や「ゆかり棒」、「かたもち」など、定番のお菓子もたくさん並んでいますので、ぜひ、新野屋さんで選ぶ楽しさを味わってください。



店舗情報
              
店名

菓子道楽 新野屋(あらのや)

住所 柏崎市駅前1-5-14
TEL 0257-22-2337
TEL 0257-32-0396
営業時間 9時〜17時30分

9時〜18時(金・土)
日曜・不定休あり *12月は無休
HP http://www.aranoya.co.jp

この記事を書いた人

地元女性ライター

地元柏崎在住のライターが、毎月旬のお薦めのかしわざきを紹介します。

食べる・遊ぶ・出かけるのスポットを、地元の目線で深掘りします。