2024.04.18
港に浮かぶワクワク!マーケット 夕海(ゆうみ)
by 柏崎観光協会おすすめ!
「1.悪田稲荷神社」

由廣の作品は、ある意味「異質」。天才が生み出す独創的な造形は、当時の柏崎では受入れられないまま埋もれてしまったのだと思われる。その代表ともいえるのがこの「獅子山」で、本名の由太郎で奉納されている。
《獅子は千尋の谷に我が子を落とす》との故事を具現化したものだが、東京で流行った物とは全然違う。先ずベースとなる狛犬が、柏崎を始め、北前船の寄港地に見られる出雲型。親獅子を“座型の子取り”と“構え獅子型”で作り上げ、五匹もの子獅子を加えて構成されている。これだけでも普通ではないのに、更に全てに大きな翼が生えているのだ。

ここまでくると、神社の獅子狛犬などの範疇を遥かに超えた、オブジェと言っても過言でない。ちなみに社殿側にある狛狐は、柏崎市が誇る彫刻師小林群鳳の作。同じ悪田村に生まれた、正統派と異端派の二人の天才の作品を見比べてみるのも良いだろう。
エッセイスト
1961年(昭和36)柏崎市生まれ
地元新聞誌上で2017年より「呑んべぃ親父の独り言」シリーズのコラムを連載中。地元FM局では同シリーズの番組を担当。親しみやすい内容は幅広い年齢層の方々に支持されている。
郷土の歴史に愛着を感じ、さまざまな分野の調査、研究を進めており、講演の依頼も多数。彫刻師 小川由廣の研究では第一人者。小川由廣に関する著書を出版。講演会、市民大学講座、個展等も予定されている。
「呑んべぃ親父の独り言」(2022年10月発行)、「続 呑んべぃ親父の独り言」(2024年5月発行)、「彫刻師 小川由廣を探して」(2024年1月発行)、「小川由廣のライオンたち」(2024年11月発行)
*柏崎市内の尚文館書店、文化書院、柏崎市役所売店の他、上越市の春陽館書店(本町4-1-18)でも販売中。
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